腹部サーモ画像の実際胃弱
- 行晃 松谷
- 5月11日
- 読了時間: 2分

お腹に潜む「熱の塊」を可視化する:サーモグラフィが捉えた身体の真実
健康状態を計る指標は、体温計の数字だけではありません。当院が大切にしているのは、体表の温度分布から読み取れる「気の偏り」や「巡りの滞り」です。
今回は、2026年5月9日に撮影された腹部のサーモグラフィ画像を例に、東洋医学的な視点で解説します。
中心部に現れた「黒い影」の意味
この画像で最も目を引くのは、腹部中央(へそ周り)に現れている非常に温度の低い「黒から青」の領域です。
周囲には30℃を超える赤い熱の反応がある一方で、中心部だけがぽっかりと深い冷えを抱えています。これは東洋医学でいう「中心の冷え(裏寒)」の状態を如実に表しています。お腹の深部が冷えることで、本来全身へ流れるべきエネルギーが中心で堰き止められ、その周囲に異常な熱が停滞してしまっているのです。
なぜ「目に見える化」が必要なのか
患者様の中には、手足のほてりやのぼせを感じているのに、実は内臓が深く冷えているというケースが少なくありません。
主観的な感覚: 「体が熱っぽい」「のぼせる」
客観的な事実: 中心部は冷え切り、熱が表面に浮き上がっている
このギャップを埋めるのが、サーモグラフィによる客観的検査です。画像でご自身の状態を直感的に理解いただくことで、なぜ今「お腹を温め、巡りを整える鍼」が必要なのか、その根本的な理由が明確になります。
薬に頼らない、本来の巡りを取り戻す
こうした熱の偏りは、自律神経の乱れや慢性的な疲労、消化器系の不調として現れることが多いものです。当院では、この画像から得られた情報と「脈診」を組み合わせ、どこに鍼を打てばこの「黒い影」が消え、温かな巡りが戻るのかを緻密に分析します。
目に見えない「気」の流れを科学の眼で捉え、伝統の術で整える。 ご自身のお腹が語る「声」に、一度耳を傾けてみませんか。
【診療案内】 当院はすべての時間において完全予約制です。 休診日:日曜日、祝祭日、火曜午前、土曜午後


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